お茶の力(治す編)

お茶の力(治す編)

2023年1月10日

めったに病院に行かないフランス人

フランスの街を歩くと、
Herboristerie(エルボリストリ)と書かれた看板のお店を見かけます。

写真はwikipediaより: こちらはパリ、アムステルダム通りプラスドクリシー駅の近く。薬局に黄色ってかわいいな〜
同じく、写真はwikipediaより: こちらはシックな佇まいの店。2階の黄色いカーテンとグレーの組み合わせもいいな〜。リオンだそうです。

すいぶん昔のことですが、
用事があって何度かフランスに行った時
体調を崩すと、お医者さんにかかるハードルが日本よりずっと高く
急に診てもらったりすることができず
(ランデブ、ランデブ…と叱られ、予約がないと絶対ムリっぽい)
難儀したことがありました。

なので、町に暮らす人たちも、
「病院に行く前に自分で治す」派の人が多そうで、
このようなハーブを調剤してくれる薬局が(その頃はわりと)ありました。
また、スーパーの売り場にもけっこう症状別に並んでたりします。

かかりつけのハーブ薬剤師がいたわけではないのですが、
何度かお世話になり、その効果が気休めレベルではないことに驚きました。

日本ではどちらかといえば「癒やし」の目的で
親しまれているハーブの存在が、
漢方薬的なものなんやな〜と感心しつつも、
日本の便利な医療にお世話になるうちに
いつのまにか日常から遠ざかってしまっていました。

コロ助の受験期。
我が家に再来したハーブは体調管理に大活躍!

時は過ぎ、
再び我が家にハーブがやってきたのは
コロ助の受験期。

ハーブはメンタル的な不調といったジャンルにもめっぽう強く、
リンデンやエルダーフラワーなど
しょっちゅうお世話になっているものから、
パッションフラワーなどの、
不眠にピンポイントで強く効くものなど、
かなり心強い存在です。

現在の我が家の薬棚。表に出しているものは常用種で、引き出しにもまだ種類があり症状に合わせて調合します。

心を落ち着ける役割のハーブを調合するのにも、
どんな時に不安になるかイライラするかや、冷えの併発の有無、
不眠の形や有無など、いろいろな要素を聞いたり思い出したりしながら
合うものを探していきます。
(あまり知らなくても、症状ごとにブレンドされているものなんかを買えば大丈夫です)

また、激しくひいてしまった風邪は西洋の薬に頼ることもありますが、
ひきかけとひきはじめならハーブで治してしまいます。
殺菌という意味での予防は紅茶でしていますが、
免疫という予防の観点からは、
やはりハーブはかなり有効で
頼もしい存在です。

計量はいつも目分量でかなり適当なのですが…

タンポポと菊もけっこう世話になってるな(おかんが)

マリアージュフレールの紅茶も神戸店に種類が多く、年末買い出し時にしばらくお世話になる分をまとめ買いしました

日本ではエルボリストリのようなハーブ薬局は
ほとんど見たことがありませんが、
神戸中華街にある林商店という
中華材料や、薬膳材料のお店でハーブを買っていました。
たまにしか行けないので
行くときは漢方の材料などもまとめて買ってたのですが、

このブログを書くにあたって調べてみたところ、
林商店さんのサイトにオンラインショップを見つけました!
(漢方材料など取り扱いのないものもありますが)

こちらのサイトからは症状別にも商品の検索ができるようになっているようです。
うちも神戸が遠くなってしまったので通販で買わせてもらおうと思います。



それにしても、

薬のことを調べたり、調合したりする時、
なんか同じ映像が頭の中に浮かんでくるな〜

…って思ってたら

これでした!

画像:Harry Potter Wikiより こんな部屋にしたいな〜

コロ助も大好きなハリーポッターのセブルススネイプ先生。


そやね、
おかあさんはスネイプ先生をめざします。




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