図形NOTEカワタ先生の授業

図形NOTEカワタ先生の授業

2020年1月12日

入試日1週間前というこの時期に

今日は待ちに待った(待たされたという意味ではない)
算数星人さんことカワタ先生のパーソナル授業の日。

コロ助と家を早めに出、
ゆっくり落ち着いた気持ちで
上本町の教室へ向かった。

久しぶりの図形NOTE。
やっぱりうれしくて
私もその場にいたかったけど、
限られた時間。
2人が少しでも集中できたほうがいいだろう、と
一生懸命問題を解くコロ助の姿を後に教室を出た。

外はすでに薄暗くなってきたけど、
今日の風はそんなに冷たくない。

今日は無理を言って直前にお願いした授業。
過去の記事はこちらです→救世主あらわる
先生には現時点のコロ助の学力の情報がなかったため、
事前に送っておいた公開模試の結果や
灘学習院でのふだんの取り組みのプリントなどから様子をみてもらい
東大寺学園対策として3時間授業をしていただいた。

どんな授業だったのだろう。
私たちはすでにカワタ先生に会えたことの安堵感で
救われた気持ちだったにちがいない。

そろそろ授業が終わる。
日はすっかり沈んでいた。
教室に迎えに戻ると、
さっきより少しほっぺたを赤くしたコロ助は、
まだ頑張っている最中だった。

先生からのお話では、
「東大寺の過去問での点数を聞いてかなりのところからできていないのかと思ったけど、
実際に先生の前でやってみると、予想したよりかなり理解できていた」そうで、

やはり何かコロ助の苦手トリガーのようなものが
強烈に作用してしまうのか、心理的なものなのか、
東大寺にだけこのフリーズが作用してしまう事例を聞いたことがないので、
どう対策をしようか…ということを言っておられ、

帰宅後に送ってくださったメールには、
面積比の基本構図がぱっと出てこない時がある→総復習を
残りの期間、新しい問題や奇問などは絶対にしないこと
問題ごとのアプローチ法を暗記できるほど練習しておくと心強いこと
初見への問題への時間を確保するために知っている問題を増やし、素早く解く訓練をすること
過去問はもうしなくていいこと
授業中に厳しいことを何度か言ったけど、その言葉が残り1週間の糧になれば…
など、この8日間、
何をどうすればいいのかの指標のを教示してくださった。

そうか…もう過去問はしなくていいんだな…
(危うくがっつりやるところやった)


また、うれしかったことは、
「灘学習院の教材はしっかりしたいいものなので、
これらを繰り返すのもいいと思います」と、
コロ助が塾や家で今までやってきたことに対しても否定せず、ほめてくださったこと。
こんな一言も不安や自信につながっていくのだろうと思う。

その上、家で解くための
東大寺向けの問題を集めた問題集を作ってくださり、
3時間授業というには、あまりにも恐れ多く、
おそらく、
1週間分の授業を3時間に凝縮して行ってくれたのだろうと思う。

次の日の朝、
カワタ先生にメールの返事を書いた。

図形NOTE算数教室
カワタケイタ先生

おはようございます。
昨日は、大切なお時間を作っていただき、ありがとうございました。

おかげさまで、コロ助は心の深いところにある不安のようなものが取れたようで、
カワタ先生のところに来れてよかった、よかった、と何度も申しておりました。

面積比の単元は以前カワタ先生に教えてもらっていた時にも苦手そうなものとして
教えていただいておりましたので、夏以降の家庭学習でかなり一緒にやり込んだと思っていたのですが、まださっと使える感じになっていないことがわかり、よかったです。

昨夜、カワタ先生が「考えていることが一つに定まらずウロウロしてしまう」と、教えてくださったこと、何でだろうね、と二人で話していたのですが、夏や春の基礎学力がまだない時期に試しにやってみた過去問の方がいい点数だったことを思い出し、この状況は、焦りからくるものもあるのかもしれない。ということに気づきました。

塾の先生が面談で言っていたことなのですが、
「彼はの性格的にわからないまま、納得しないまま先に進んでいくことに不安を感じてしまうタイプなのかもしれません。焦ると思考がフリーズしてしまう傾向が他のお子さんより強いので、どうか、急がさないでください。」ということでした。
ただ、試験には制限時間がありますので、そうも言ってられない面もあり、他の教科もすべて時間との戦いでしたが…。(数学以外の3教科はなんとかクリアしましたが)


先生の顔を見た瞬間、二人とも言いようのない安心感に包まれておりました。
先生にアドバイスをいただき、この一週間の過ごし方の指標も見えてきました。
楽しみながら、悔いのないよう精一杯頑張りたいと思います。

また相談のご連絡をさせていただくかもしれませんが、
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

zettonkagonとコロ助


(2023年からの追記)
誤解があるといけないので追記しておくと、
灘学習院の先生が最後まで教えてくれなかったわけではありません。
最後まで志望校を変えさせることなく学習指導をしてくれたし、
コロ助の性格や行動パターンまでよく観察して
辛抱強く見守ってくださっていました。
ただ、やはり集団塾の性質上どうしても、そこまで付きっきりの指導は求められないこと、
また、私たちの中にも授業を減らしているのに申し訳ないという気持ちも働いていたのかもしれません。
灘学習院の先生方にいただいたコロ助へのメッセージなども、
最後の日までコロ助の大切なお守りになっていました。
カワタ先生にも、灘学習院にもコロ助は守っていただきました。
ただただ、感謝しかありません。。

試験日当日の最後の最後までコロ助はこのプリントをやり続けた




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