海の見える町へ

東大寺学園

2023年1月22日

旅の終わり

東大寺学園は不合格だった。

ここで、私たちの記憶は大きく途切れ、
断片的になってしまい、

このブログの原稿になっていた
メモや記録も途絶える。


カワタ先生に送った合否の結果の
メールの送信履歴が
唯一、記録として残っていた。


2020年1月22日(水) 21:57
ロジックス出版
カワタケイタ先生

いつもお世話になっております。

本日、東大寺学園の合格発表に行ってまいりました。
結果は、残念ですが、不合格でした。

入試当日には力を出し切れたようで、喜んでおり、
カワタ先生に教えていただいたことが生かせた
図形の問題(大問3)も、
大問1の立体も
カワタ先生の解説や、能開センターの解答速報などを見ると、
できていたようです。
図形以外はできなかったものも結構ありましたが、
その分を他の科目でカバーできていると思っていたので
(他の科目も見直しをしたところ、
そんなに低い点数ではなかったようなのですが…)
合格は十分有り得ると思っておりました。

奈良学園の不合格ではショックを受けていましたが、
今回は、事態が飲み込めていないといいますか、
なんでだろう…と二人ともポカンとしてしまっています。
解答が帰ってくるのを待ちたいと思います。

いい結果をご報告できずに申し訳ありません。

私自身、反省することだらけですが、
今はまだどちらかというと何故だろう…
という感情が強いという現状です。
ただ、入学試験は一点の重みが大きいですので、
そんなものなのかもしれませんね。
本人も気づいていない箇所で
大きなミスをしたのかもしれませんが…。

今は、ゆっくり休ませてやりたいと思います。

最後の最後に自分の力を出し切ることができ、
また、算数から逃げたくなってしまったスランプから脱することができ、
いい受験ができましたこと、
先生には本当に感謝しております。

また、改めてご挨拶にお伺いさせていただきたいと思っておりますが、
取り急ぎ、メールでのご報告をさせていただきました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


上記のメールから数日後の
送信履歴に残っていた記録には、
学校から返ってきた採点の結果を見て
追加合格もないことが判った旨が記されていた。
(国語が見たことのない低い点数だったようでした。解答用紙を見ることができないので原因は不明のまま終わってしまいましたが、1時間目のパニックのようなものがあったのかもしれません)

コロ助の番号が載っていない
合格発表の掲示板を見た後の
高の原駅へと向かう帰り途で
入学手続きの用紙を手に持ったうれしそうな
親子とたくさんすれ違った光景は今でも覚えてる。

その後、家には帰らずに
京都へ行き、
バスに乗って町をぐるぐるし、
東華菜館で春巻きを食べたことも
ところどころ覚えている。

追加合格の連絡があるかもしれないとは思っていた。
ただ、その日見た光景や春巻きの味は
たぶんどれも作り物っぽくて、
リアリティがなかった。

はじめからコロ助はチャレンジ受験だった。
でも、なぜか、
合格すると思ってた。

どれだけピンチであっても、
コロ助は大丈夫、と思っていた。

直前期に算数が絶望的になってしまった時は
さすがにダメだった時のことも想定しなければと思ったけど。

この2年間、不思議なくらい

無理かもしれない

とは、
何故か
思えなかったんだよな…。

短くて長い
私たちの旅は終わった。

とうとうコロ助は

受験校全て不合格という、

いちばんあってはならない結果になってしまった。

完全に親の責任だろう。

もう少し早くに灘学習院に入っていれば…
夏休みに私が家に居てやれたら…
あの日、もう少し頑張っていれば…
親の私にもう少し受験や勉強の経験があれば…
もう少し先を予想する目があれば…

あと一週間あれば…

とも思ったりもした。

…いや、

あと一週間先に入試日があったとしても

合格した子たちは、
今までと同じ努力を
あと一週間続けただけだろうから

結果は同じだろう。

試験には運もあることは知ってるけど、
コロ助に、神様は手を貸してくれた。
当日の出題運は本当に神様がいると思ったほど、
恵まれていた。

不運が全く無い中での

完敗だ。

きちんと先を見て
早くから準備をして、
私たち以上にがんばった子と親が、

合格した。

ただ、それだけだ。


この合格発表があってからしばらくは
字を書く気力もなくなってしまい、
(普通ににこにこするようにはしてたけど、文章は書けなかった)

応援してくれていた方への連絡や
SNSへの投稿なども、ほとんどできなかった。

今の季節、
SNSは合格の投稿で溢れる。

その一方で、
残念だった投稿は少ない。
全落ちともなれば、
その情報を見つけることはもっと難しいだろう。

不合格になった事実を
知られたくないから、とかではなく

そんな気力は、
本当に残らないどころか、
そんな物を開く気力もなくなるんやな

ってことがわかった。

不合格発表から1ヶ月も経たずして、家を買う。

コロ助が受けたショックは
大きかっただろう。

なんとか心のケアをと考えていた。

受験をした友だちの中で
全部残念だった子はそんなにいなかったので
受験組の子たちと遊ぶのはちょっと辛かったようだ。

が、子ども故の回復は早さなのか、
学校へ行って友だちと遊んでいくうちに
日毎に元気になっていくコロ助。

小学校の先生に、
「好きな子全員にふられたみたいな感じなんかな」
と、言っていたらしい…

強いよなコロ助は。

大人の方が引きずっててどないすんねん。


ただ、奈良へは当分行きたくない。
ということと、
ちょっと環境を変えたいという気持ちもあったのだろう、
以前からコロ助が「住んでみたい」と憧れていた
神戸の塩屋という町にふらっと行ってみたところ、

コロ助が気に入った家と出会い、
あれよあれよと、
その家を購入し、引っ越しする運びとなった。

まぁ、間取りも1Kでは
そろそろ限界やったしな。

ほとんどの場所で、振り向くと海が見える塩屋は坂道の町。わが家も海抜60mほどの標高の地に立っていた(しかも階段で4階まで)
隣りにある滝の茶屋も近く、よく散歩しに行った。いい駅だよな〜

わが家からは海も見えるし、山も見えた。この山が見えるのも好きだった

中学受験で、合格をもらえなかったみなさんへ

受験で使った
大量のプリントや参考書を片付けよう。

不合格という結果になったのだから
ブログをしようという計画もなくなったし、
潔く処分しよう。

参考書の類は古本屋に送り、
次の子たちに役立ててもらおう。

「随分たくさんのプリントを解いたんやな」
「とうとう、このチームも解散か〜」
片付けをしながら
私が言う。

その時、
「え?そうなん…?
  もうちょっとやりたいな」と

コロ助。


ああ、そうなんか、
そんなふうに思ってくれたのか…

(TдT)ううううう

もう、もう、

その言葉で全ての悔いが
昇華されていくようだった。

楽しかったよな。
母ちゃんも楽しかったよ。
やってよかったよな。

この結果になってしまったのに
なぜか今も、
心からそう思う。

コロ助は傷つき、
親にもトラウマが残っていないと言えば
うそになるけど


直前にコロ助を支えてくれたカワタ先生や
灘学習院のおかげも大きいのだろう。

今でもコロ助と受験期の話をする時は
本当に楽しかったことしか
思い出せないのです。

もし、今、この文章を読んでくれていて
試験が全部残念な結果になった子が
もし、いたら
伝えたい。

その頑張り、
絶対に無駄にはなりません。

がんばることを知ってる子は強いです。

そして、さらに
そのがんばりの対価としてもらえるはずの
ご褒美をもらえなかった悲しみを知ってるあなたは
もっと強いです。

最強なのかもしれません。

その心の痛みは、
いつか、誰かを思う優しさになるでしょう。

どうか、
今は、最後までがんばった自分を褒めてあげて、
気が済むまで、休めばいい。

ゆっくり休んだら
新しい世界が、
きっとまた見えてくる。

おそるべし、中受アドバンテージ

その後のコロ助はほとんど塾にも行くことなく
クラブ活動に専念し、
かなりのんびりと中学校生活を送ることができましたが、

全体的な偏差値では65~70くらいはずっと
保てているようでした。

中受学習の威力は、想像以上でした。

また、算数/数学に関しては、

小学校算数と中学校数学 → アイテムの使い方を学ぶ,慣れる

中受算数と高校数学 → 自分の頭で考えていく場面が多い

と、暗記&練習系の中学校数学に比べて
格段に思考が増える高校数学に置いて

中受算数がもたらすアドバンテージは

高校受験よりもむしろ大学受験において、
潜在的に大きな力を発揮するのでは…
と感じています。

まあ、そら、あんだけやったらそうなるわな…
という気もしますが。

たかもとんびも

「あ、来た!」

とんびが飛んでくる。

海の町へ越してすぐ
コロナの流行が本格的になり、
学校は初めから休校になっていた。

油揚げを
とんびにあげるため、
浜へよく行った。

コロ助が、
この町で一番最初の友だちになった
田仲豆腐店の田仲さんが作った
油揚げ。

とんびが攫っていくことはほとんどなく、
いつも結局、
自分たちがおやつに食べてた。

「とんびってすごいよな」
「とんびが鷹を生むって言葉があるけど、
たかもとんびもどっちもかっこいいよな」
コロ助が言った。

コロ助が小さかった頃、
とんびが鷹を生むって
私たちみたいな親子のことを言うんやろうなと
ぼんやり考えていた私は

コロ助のこの言葉に
勇気付けられる気がした。


ありがとな。

この借りはいつか返すわな。

次の旅は

すでに始まってるんやな。





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コメント

  1. 岸ジョン より:

    我が家も今年中学受験だったので、勝手ながらこのブログを見ながら一緒に戦っているような気になっていました。
    コロ助くん非常に残念です。
    勝手に応援していただけなのに……自分のことのように悲しかった。
    でも、私自身中学受験失敗組なのですが、その経験のおかげで今があると胸を張って言えます。
    今後のコロ助くんの活躍を(ブログに書かれるか分かりませんが)楽しみにしています。

    • zettonkagon より:

      ありがとうございます(^o^)
      過去の出来事をいかに現在と同時性を持たせるか…は
      かなり大事なテーマだったので、一緒に戦っていると感じてもらえたこと、とても嬉しいです。
      記録メモを集め、貼り合わせている私自身も当時に完全にワープしてしまっているような感覚に陥り、
      6年生のコロ助と、中学3年生のコロ助の2人同時受験のような状況でした(笑)
      中学受験が残念だった方には、その後、素晴らしい活躍をされている方が多く、本当に勇気づけられます。
      素敵なお言葉をありがとうございます。
      コロ助に伝えますね。

  2. 6年後に受験です。 より:

    受験時におそらくかなりご近所に住んでいたものです。
    ブログを参考にして小学生からの計画をしていたところです。
    絶対に受かると思っていたのでびっくりしました。
    そしてお引越しされたのにもびっくりです。そちらが残念!
    でも、兵庫の西は良い公立高たくさんありますよね。引き続き楽しい中高生活を!

    • zettonkagon より:

      ありがとうございます(^o^)
      のんびりしてるのに、利便性もあっていいところですよね。
      私たちも絶対に受かると思っていました…(TOT)
      本人はそうあるべきかもしれないし、応援する人も子どもを信じることは大切だと思うのですが、
      不合格になる心構えをきちんとしておくことも(特に親は)大事なんだなと、反省です。
      その後、家族(おばあちゃん)と同居の話が出たりし、縁あって奈良に引っ越し現在に至ります。
      海の町も含め、全てが旅をしているような不思議な時期でした。
      いい学校も塾もたくさんありますよね!生まれ変わってもやっぱり灘学習院に行きたいとコロ助は言っておりました(笑)
      お子さまとの学習が、すてきな時間になりますように。

      • 6年後に受験です(灘 より:

        奈良とご縁があるのですね。

        灘学習院の説明会に行きましたが、中学受験、高校受験、大学受験、どの受験でいちばん力が出せるかはその子次第ということばが頭に残りました。

        東大寺は高校からも募集がありますよね。コロ助くんとお母さまの次の旅も拝読できることを願っております。

        わたしは中学受験以来、勉強関係は受けた試験は落ちることなくここまできてしまいました。
        先日子どもの受検で初めて落ちる経験をして、人ごとなのになんともいえない気持ちになりました。まだ完全には乗り越えられていなくて、落ちた経験のある人がどれだけ強い人なのかをようやく思い知ったところです。

        いろいろな面で強くなったコロ助くんの今後のご活躍、応援しています!

        • zettonkagon より:

          そうですね、ご縁があるのかもしれません。

          そうでしたか…。それは、お辛かったですね‥。
          子どもの不合格は、自分のこと以上に悲しみが大きいのかもしれませんね。

          ありがとうございます。
          コロ助は、今年高校受験なので、踏ん張り期に入ってがんばっているようです。
          今は一緒に勉強をしていませんが、最後まで応援をがんばります。

          応援をありがとうございます(^o^)

  3. Rママ より:

    ブログをはじめられた頃から2年間、ずっと支えてもらいました。
    いつも、更新あるかな?と楽しみにしていました。
    コロ助くんの頑張る姿勢、前向きな取り組み、諦めない気持ちと素直さに毎回感動してました。
    コロ助くんママ様の素晴らしいサポートや声かけの様子に、いつも勇気をもらっていました。
    こんなに本音で語ってくれるブログはあまりないと思います。本音だからこそ、言葉に重みがあり、伝わるものがありました。
    私も、「どんな時でも息子の絶対的な味方でいよう。」と思わせられました。
    息子はコロ助くんのファンでした。

    コロ助くんと、コロ助くんママ様が、今、笑顔溢れる毎日を過ごされていることを心より願っております。

    ブログ、おつかれさまでした。
    ありがとうございました。

    • zettonkagon より:

      ありがとうございます(TOT)

      Rくんママさんからのお便りに、いつも励まされ、
      (うれしくて泣きながら読んでいたことも多かったです…)
      Rくんとママの頑張る様子にこちらが支えていただいていました。
      そして、コロ助は、Rくんのファンなのでした…!
      ママさんから聞くRくんの言葉に感動し、
      彼を尊敬している様子でした。

      2年間、本当にありがとうございました。

      あと少しの間、投稿のタイミングを逃したけど役に立ちそうな情報などを3月頃まで続けますね。

      その後はブログを引越してどこかに見れるように置いておくか、など、ゆっくり考え、またこのブログにてお知らせしたいと考えています。

      コロ助は高校受験があともう少しなのでがんばります。
      Rくんにもありがとうとお伝えください。

      • Rママ より:

        返信ありがとうございます。
        ブログ、今回の記事で終わりではなく3月ごろまで続けていただけるとのこと、とても嬉しく思います。
        ありがとうございます。
        できればずっと続けていただきたい思いですが、負担になってしまわれると、と思い言えませんでした。

        コロ助くんは息子の3学年上なのですね(^^)
        高校受験を控えて、コロ助くんママ様も多忙な中、頻繁にブログ更新下さりありがとうございます。

        息子が受験前日に話してました。
        「お母さん、もし受験で不合格だったとしても、僕は失うものはないよ。得ることしかないよ。今の自分に見合った結果がついてくるって思う。不合格は失敗ではないよ。次に頑張れる未来があるから、諦めずに頑張れることがあるって幸せだね。」と。
        いつの間にか、学力だけでなく心も成長していたことに親バカながら感動しました。

        コロ助くんが希望の進路に進めますよう、親子で心より願っております。 
        コロ助くんに宜しくお願い下さいませ。

  4. しか より:

    こんばんは。こんな夜分にすみません。
    あまりにも感動したもので。
    私は大学3年生で、東大寺学園のOBです。2013年に中学入試を受けました。コロ助くんの7つ上になります。

    深夜に、ふと母校の名前を検索してみようかと思ったのが始まりで…。いつの間にか夢中になってコロ助くんの受験記を読んでいました。

    過去の記事から順番に読むうちに、いろんなことを思い出しました。そういえばたくさんきのこの生えていた道だったな、Cafe PAUSE、あったな、清水教頭、懐かしいな、などと。

    私も、小学生のころに、奈良という土地や東大寺学園という学校に、強烈に惹かれた人間でした。私も算数が苦手でした。

    コロ助くんが体験した風景と、私のそれとは、少し似ているのかな。勝手にもそう思って読み進め、そしてこの記事までたどり着き、胸がいっぱいになりました。

    小学6年生のときに、1度限りのテストで学力を判断されてしまうというやりきれなさや、それでも、小学6年生だからこそ、するりと次に向かって羽ばたいていけるというたくましさ。ふらっと塩屋に転居されるお母さまの行動力も含め、最高の親子だと思いました(私は実は塩屋のあたりにも縁があります)。

    一連の記事で、何といっても感激したのは、親子2人で過去問に取り組まれ、そしてお母さまも含めて問題にわくわくしながら、学ばれていた様子が思い浮かべられたことです。入試問題を、入学のための単なる道具のようにとらえて、子どもに取り組ませているだけの親もいると思いますが、そんな中で、本当に価値のある時間を過ごされたのだなあと拝察しました。

    東大寺の入試問題を「解いた子が成長する」と評していただけたこと、自分のことのようにうれしいです。コロ助くんも、東大寺のあの個性的な先生方と、印刷された文字や数字を介して、知的なコミュニケーションを深めていたのだと思います。

    そしてその時間は、豊かに蓄積して、中学、高校、大学の時間をいっそう楽しいものにしてくれるはずです。これに関しては、断言できます。中学受験の大きな意味は、そういうところにあると、私は信じています。

    コロ助くんとお母さまに、素敵な未来が訪れますように。(もちろんいま十分に素敵なのは、伝わるのですが…!)深夜に、すばらしい文章に出会わせていただき、ありがとうございました。

    • zettonkagon より:

      こんにちは。
      お便りをいただきありがとうございます(^o^)

      東大寺学園のOBでいらっしゃる しか様からのメッセージに胸が熱くなりました。
      また、塩屋にも縁がおありだとのこと、もしかするとどこかですれ違っていたのかな…などと、勝手な想像を膨らませて喜んでおります。

      コロ助がこの学校を志望した大きな理由のひとつに、卒業生にとんでもなくすてきな人がたくさんいる、ということがありました。
      しか様の心に響く文章を読んでいると、ああ、やっぱり東大寺生は素敵な人がおるんやな、コロ助の直感は正しかったのだなとしみじみ感じます。

      東大寺生の皆さまは、やっぱりきのこや、山の辺りを見ながら通学されていたのでしょうか…、いいなぁ…
      Cafe PAUSE素敵なお店でしたよね(高の原駅のホームで出会った見ず知らずの人が、いい店があるよと教えてくれて知りました)

      行き当りばったりな暮らしでコロ助にも可哀想な思いをさせてしまったダメな親ですが、
      もったいないくらいの、お褒めの言葉をいただきありがとうございます。
      胸がいっぱいになっております。

      しか様の言われるように、コロ助は日々の過去問で、またあの日の入試でも、
      先生方と問題用紙と解答用紙を通じて対話し、思いを伝えることができたのかもしれません。
      その思いが、スランプのコロ助を救ってくれたのかなと、今も思います。

      コロ助が東大寺学園を夢に見て挑み駆け抜けた日々の記憶は、私たちの宝物になっています。
      合格はいただけなかったのですが、かけがえのないものを本当にたくさんいただきました。
      東大寺学園のみなさんには心から感謝したい気持ちです。
      コロ助に学ぶことの楽しさを教えていただき、ありがとうございました。

      私たち親子にとって、とても大きな初恋のようでした。

      コロ助は現在、高校受験のラストスパートにさしかかりました(^o^)
      将来は、東北大学で放射能と土壌菌の研究がしたいようです。

      しか様のような素敵なOBの方たちと、いつかどこかの研究室や、活躍される場所でお会いできるよう、
      親にできることは減ってきましたが、応援をあと少しがんばります。

      こちらこそ、温かいたくさんのお言葉をいただき、ありがとうございました。

      • しか より:

        深夜の勢いでの投稿、失礼いたしました。
        そして、わざわざご返信くださり、ありがとうございます。
        Cafe PAUSEのお話、それは運命的ですね…!

        東大寺のことを、こんなにお褒めいただけると、うれしいやら、照れるやらです(笑)
        あんなに自然に囲まれた学校、なかなかありませんよね。森の中に秘密の抜け道があったりして。
        しかし、通っているうちに、だんだん環境のありがたみも曖昧になり、当たり前のように感じられるものです。
        この記事で、初めてあの学校へ行ったときの鮮烈な気持ちがよみがえりました。

        中学入試を通じて得た、学びへのすなおなときめきについても、同じです。
        そういえば、ひとつひとつの問いに心動いていたなあ。あの時間は、かけがえのない時間だったんだなあ。と、
        忘れていた感覚を思い出し、追体験できるようでした。
        こちらこそお礼を申し上げます。ありがとうございます。

        そしてコロ助くんは高校受験なのですね!
        きっと大丈夫です。
        どうか力を出し切られますように、お祈り申し上げます。

        しかし、東北大とは!ほんとうに、コロ助くんと私とは趣味嗜好が似ていると思います。
        いつかきっと、どこかで出会えるような気がします。その日を楽しみにします。

        コロ助くんは好奇心の幅も広い人だと思うので、
        放射能と土壌菌の研究に向けて邁進されるのもよし、またやってみたいことを次々に広げるのもよし、で
        高校生のあいだに、いろいろな大学や学部を見て回って感じることがあるのではないかという気がします。
        オープンキャンパスも、そろそろ対面で再開されてきていますし、遠いところへ1人で(友達と)行くのも楽しいと思います。
        充実した高校生活になりますよう、重ねてお祈り申し上げます。

        受験直前で、何かと気の休まらないときとは思いますが、お2人ともお体にお気をつけてお過ごしください。
        心より応援しております。

        (ご返信には及びません)

  5. しろ より:

    灘学習院について調べていたところ、こちらのブログに行きつきました。まだ就学前で我が家にはこれからの話でしたが単純に読み物として面白く、またお二人の生きる姿がうつくしいと思いながら読ませていただきました。いったんお二人の物語は終わったと思いますが、たまーにこうやってアクセスしてしまいます。
    お身体に気をつけて頑張ってください。

    • zettonkagon より:

      しろさま
      お便りをありがとうございます(TдT)
      おかげさまでコロ助は楽しそうに高校生活を送っています。
      長らく投稿がストップしてしまったまま、このままこのお話はここで終えたほうがいいのかも…という気持ちが起こり、今日に至ってしまっていました。
      そんなふうに言っていただけてほんとうに嬉しいです。
      就学前のお子さまがいらっしゃるとのこと、これから楽しみがたくさんですね(^o^)

      ぜひ、またいつでもいらしてくださいね。
      まだ寒い日が続きそうですので、しろさまもお身体に気をつけてください。

  6. すずめ より:

    はじめまして。
    きょうこ先生のおたからノートの事例を探して辿り着きました。
    このブログを書いてくださって本当にありがとうございます。
    現在中1長女も中学受験をし、全落ちしました。関東ですが、始まりから終わりまでの経緯も志望校のレベルも似たところが多く、共感の嵐の中読み進めました。
    すべての結果が揃った後の心境が、かごんさんと全く同じでした。
    これまで全落ち公立中進学者の保護者の方のブログなど見たことがなく、どこにも吐き出せずに心の底にしまいこんだ思いが全て出てきてしまいました(泣)
    行きたい学校にいかせてあげたかった。本人は「やってよかった」と言ってくれたけれど、本音は後悔しきりです。
    でも、記事後半やコメントで、その後のコロ助くんの充実した中学生活が想像できたので、娘もそうあってくれるといいな、そのために私もいい加減この後悔を昇華しないとな、と思いました。
    小3の息子がいるので、反省を生かし、早めに受験準備を始め、娘の時には作らなかったおたからノートを作ろうと(なんなら娘にも高校受験で作ってもいいかもと)思い立ち、情報収集再開中です。
    コロ助くんとかごんさんのがんばり、参考にさせていただきます。

    • zettonkagon より:

      すずめさま

      はじめまして、
      こちらこそありがとうございます(^o^)
      お便りをいただき、とっても嬉しかったです。

      そうでしたか…、今年の受験ということは、月日もそれほど経っておらず、
      まだ辛い気持ちが残っているかもしれない中でのお便りに、胸が熱くなっています。
      共感を持っていただけたこと、冥利に尽きるの一言です。

      「やってよかった」と言ってくださった娘さまの言葉に、泣きそうになってしまいました(TOT)
      きっといい受験期間だったのでしょうね。
      お母さまも本当にお疲れさまでした。
      すずめさまも娘さまも、どうか最大級に自分を褒めてあげてくださいね。
      娘さまもきっと優しいすてきな子なんだろうな…

      コロ助も公立中学校から高校受験を経て無事高校2年生になり、
      大学のオープンキャンパスや研究室を訪ねたりと、毎日が楽しいようです。
      最近は将来の仕事の話をよく相談してくれるようになりました。
      家族が一眼となって同じ夢に全力で向かえた経験は、ずっと私たちの「チーム力」となって残っているようです。
      今となっては、私の人生(親)観をも変えた受験だったんだなと感じています。
      合格という大きなご褒美の代わりに、目に見えないとてつもなく大きな何かをもらったような気がするんですよね。
      やはり中学受験をしてよかったと心から思える今です。

      ただ親として反省することは山盛りで、あの時ああすればどうだったか…など、かなり長い時間うじうじしていた気がします。
      でも仕方ないですよね… 落ち込みますよね…

      正直に申し上げると、このブログを開設するにあたっても
      全落ちという結果を世間に発表することがコロ助を傷つけるのではないかと迷いながらのスタートだったので、このブログの存在がすずめさまのお役に立てたこと、本当にうれしいです。
      コロ助に話すと彼も喜んでおりました。

      すずめさまご家族のみなさんのこれからの旅がすてきな道のりになりますよう、
      ずっと祈っています。

      コロ助も来年は大学受験なので、私も応援団をがんばります。

      また、いつでもいらしてくださいね(^o^)

      Zettonkagon