国語辞典、大は小を兼ねる

国語辞典、大は小を兼ねる

2018年 2月14日(水)

「塾に広辞苑持って行きたい」

塾のカリキュラムの一つに朝日新聞の天声人語の要約というのがあり、
国語辞典を用意してくださいとのこと。

本人の希望を聞くと、「広辞苑がほしい」そう。

広辞苑は確かに楽しそうだが、
塾に持っていくのは、さすがに重そう(笑)…
重さは約3kgらしい…
赤ちゃんおぶっていくのと同じくらいか。

一般的な国語辞典を探そうとまずは、古本屋へ。
漢和辞典や古語辞典は新品同様のいいものがたくさんあったが、
さすがに国語辞典は使用頻度が高いためか、
ザ・中古といった物しか置いていなかった。

会社の昼休憩の時間に、町でいちばん大きな新品の本屋、
ジュンク堂書店に国語辞典を買いに行った。

国語辞典なんてそんなに種類もたくさんないだろうと思って探すと
たくさんの種類の辞典があり驚いた。

彼が小学校一年生の時から、
小学生用の国語辞典には
調べたい単語はほとんど載っていなかったようで、
辞書を引くたびにがっかりし、
その都度私が教えるか、
知らない言葉はインターネットで調べなおしていた。

その教訓から、
「〜学生用」などの年齢を限定した辞書は買わないことにする。
こういったものは ”大は小を兼ねる” 性質があるのかもしれない。

大人用の辞書…うーん、どれどれ…

辞書にくっついている帯の文言などを読んでゆくと、

三省堂の新明解国語辞典 第七版が、
一番売れているスタンダードな辞書のよう。

旺文社国語辞典 第十一版もスタンダードだ、的なことが書いてある。

明鏡国語辞典 第二版は、誤用例文が充実している、そうで、なんか良さそう…。

そんな中で、ひときわわくわく系のオーラを醸し出している辞書があった。

学研 現代新国語辞典 改訂第六版 

帯におっちゃん二人の写真が載ってる。あ、この人は田中真知さんと一緒に写真に写ってたおっちゃんや。

金田一春彦さんと秀穂さん編集なんやって。

言葉に興味がありそうな子なら、はじめから大人用でもいいのかも。

読むための~と言うよりは、
書く人のための~といった雰囲気のことが書いてある。

ん、これかも。いや、でも、待てよ…。

授業でみんなが調べてる時に
コロ助の辞書にだけ乗っていない言葉があったら可哀想か…、
そんな時は友達の辞書見せてもらって、
逆に友達のに載ってへんかったら見せたげて…。
じゃあ、みんなと違うほうがいいかもな。

と、いうわけで、なんかちょっとだけへんな辞書を買った。

面白そやな~、辞書いいな~、

ことわざの漫画も買いました。

言葉が大好きな割にことわざに触れる機会があんまりなかったせいか、
知らない言葉が多いみたい。

きっとコロ助は好きやだろう。
もっと早く買ってやるべきだった。

ごめんやで。

わたしたちが小さい頃は犬棒かるたで覚えてんけどな。

国語辞典を買ってもらったことがなかったってのもあって、
好きなものを選ぶっていう感覚も未知のものだった。


2021年からの追記

私たちが購入した、「学研 現代新国語辞典 改訂第六版 」ですが、
中学1年生になる現在も、毎日のように使っています。
検索より辞書の方が便利だったり楽しい時があるようです。
おそらく、この辞書も一生ものでしょう。





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