灘学習院での懇談より

灘学習院での懇談より

2019年11月26日、28日

コロ助は秋から塾を半分に減らし、
家庭学習を中心に試験勉強を進めたのだけれど、
塾には在籍し、授業もお世話になりました。

通塾の日数を減らした現在のほうがかえって、
以前より塾での授業が楽しみになったようで、
いい効果を生んでいる。

そして、今回の懇談であらためて
コロ助のことを、
実によく見てくださっていると感じた。

親も気づかない子どもの特性や考え方の傾向などについても話してくださり、
有り難く、もう、ただ、ただ、感謝しかない。

国語、社会(学年担当)担任の先生との懇談より

とてもよく頑張っています。
ここ最近の伸びがとにかくすごい。
このままの勢いを最後まで持続できるなら、
合格の可能性が見えています。
最後の最後まであきらめずに一緒に頑張りましょう」

『理解が不完全なまま先に進みたくない』
じっくり考えて自分が納得した上で進めたい
そこは、コロ助くんの美学なんだと思います」

「焦ると不安を強く感じてしまうタイプの子なのかもしれません」

「彼のいいところや持ち味を壊さない程度に加減をしつつ、
しかし、試験は時間との勝負の側面があるので、
この先もいろいろな実験をしたりしつつ、
ベストなポイントを探していこう。
(土曜日の演習の時にもいろいろ試してみる)」

といったことを話してくださいました。

そこから、どのように作戦を立てていくかを相談しながら
以下のようにまとめてみました。

国語の時間短縮作戦その1

本文を読み始める

傍線があったら設問を見てみる

解けそうなら解く
(東大寺国語はそこまで答えが離れていることは少ない、だいたいは周りにある)

すぐにわからんかったら解かずにそのまま読みすすめる

読み進めている間に前の設問の答えが解ったら都度答えを記入し読みすすめる
(本文をすべて読み終えた時にさっと未解答問題に戻れるように印入れたほうがいいかも)

国語の時間短縮作戦その2

字を書く速さを鍛える(というより丁寧に書こうとしすぎず、筆圧もゆるめていいかも)
先生曰くキーワードは「読めればいい」そうです。
ただ、灘学は丁寧に書くよう厳しくやってきたし、
東大寺も丁寧にといっていることに違いはないので、
コロ助が丁寧に書こうとする気持ちはいいことなんだと思う。
その加減をちょっと緩めるってところかな。
灘学習院は丁寧度はけっこう厳しいからな。
そこまでやらんでいい。

国語の時間短縮作戦その3

選択問題のスピードをあげる
(記述よりむしろ)
練習の時(国語の直しの時)に
できるだけ選択問題のセレクトに
根拠を持って理由を答えられるように訓練する。
本文のどの部分を見てそこが正しいか間違いかを判断したのかの根拠を説明できるように。
その訓練を積めば、
本番で選択問題が出た時に
「それっぽい匂い」を選び取る嗅覚が発達し、
解くスピードが上がる。

国語の時間短縮作戦その4

記述のパーツの書き出しに時間がかかるなら、
(単純に2回書くことになるから)
パーツは書き出さずにまるで囲む
や線を引くで記し付けてもいい。
なお、ゆっくり練習の時は、
いきなり書き始めて消しゴムで消しながら試行錯誤する時間も大切。

神大の作文の練習は冬期特訓の中でやります。


以上が作戦ですが、
先生曰く、
「国語のやり方や対策は
100人の子がいたら100人違ってもおかしくないほど、
それぞれ合う合わんがあるので、
色々試してみてやってみることが大事ですとのことです」

なお、国語の時間切れに関してはみんな苦労しているそうです。

「難関校が時間設定に厳しいのは、
時間内に計画的に物事を運べる子なのかどうかを問うてる場合が多く、
わざとの時間設定」だそうです。

「なので、
創意工夫で頑張りましょう。
100点をとる必要はありません」

「授業も過去問もテストも直しはかならずしてください。
→その時にいろいろなことを試すチャンス

社会の作戦

「過去問を中心に。

同じ問題は出ないけど、
同じような問題は出るので、
解答の情報の周りごと知識として
自分の中に貯めていく
という作業を
コツコツしてください」

「コロ助くんのできる範囲は
社会新演習の範囲を超えてきているので、
新演習にだけ拘る必要はありません。
過去問などからたくさんの「初めて問題」に出会っていってください」

「東大寺の過去問を解いている姿を見て、
そんなことも知っているのかと驚いています。
僕よりもよく知っていることもたくさんあります」

能開センターの過去問の経験から、
地理があまりにも時間かかりそうな雰囲気やったら
歴史からいってもいいんかな。
ただ、あれこれ選んでる時間や集中力もいるわけやし、
何も考えずに順に進むほうがいい気もするし、微妙やな…

算数、理科担任の先生との懇談より

「とてもよく頑張っています。
今のコロ助くんにたりないのは、
やはり「さっとやる」という意識かもしれません」

算数の対策

「大問1と(1)は絶対にできるので頑張りましょう」
「途中式を丁寧に書きすぎないでいいよ」
「過去問の解くべき問題のセレクトしますので、過去問持ってきてね(土曜日)」
「提出時は問題用紙も一緒に見せてください」

解くべき問題ですが、
図形以外は厳しそうなので、
そろそろ捨てる覚悟を決めて行くべきなのかもしれません。
コロ助の場合はラスボスの図形の方が解きやすい事が多いため、
そっちから解いていってもいいのかも。

理科の話はあまりしませんでしたが、
対策としては、
時間制限が他の学校より緩やかな東大寺の入試やけど、
社会と同じく、理科も時間がかなりタイト。
また、部分点もない。
ふんわりした部分が多いと、
解答に時間がかかる。
ふんわりしたところを一つづつ確実なものにさせていこう。

人一倍、何をするにも時間がかかってしまうコロ助を
誰も急かさず、見守ってくれている。

コロ助は、灘学習院の先生が大好きだ。
信じることができる大人が近くにいて、
毎週会うことができて、
本当によかった。




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