「小学生が家に一人」でも勉強を進めて行けるのか

「小学生が家に一人」でも勉強を進めて行けるのか

2019年9月18日

子どものモチベーションを下げないために

塾を半分にして家庭学習を中心に進めていくことに決めてから
何を、いつ、どのようにできるようになればいいのかを割り出し、
ゴールから逆算し、毎日、毎週のルーティンに落とし込んだ。

母親の帰宅は、早い日でも19時を超える。
それまでの時間に一人でもできる段取りを組まねばならない。

きっとここが運命の分かれ道なのだろう。
コロ助が私を信じてついてきてくれた以上、
親の失敗は許されない。
責任重大だ。

自由に好きなことやりや→ 何していいかわからん→ ✗
これやっときや→ 強制的にやらされる ≒ 楽しくない→ ✗


小学生一人を家に残さねばならない親が
留意しなければいけないところはまさにここだ。

モチベーションが下がるとサボりたくなってしまうかもしれない。
こうしてみるのはどうだろう。

帰宅した親に、夕方やったことを「提出」させるのではなく、
例えば、1つの算数の難問なんかをコロ助と私それぞれにプリントしたものを配り
私は仕事の昼休憩に解き、コロ助は学校から帰ったら解く。
帰宅後「どっちがイケてる解法を編み出したかを見せ合う」
みたいな出題法にして、夜の勉強タイムが楽しみになるようにする。

また、各曜日ごとにコアなテーマを設けて意識の的を絞るようにした。
一度にたくさんのことを考えると軽くパニクるコロ助。
以前やっていた理科単元強化週間がいい結果を出していたことを思い出し、
「意識を1つに絞る」っていうやり方を応用してみることにした。

一週間、曜日ごとのコアを決める

(以下のリストを当時、帰宅後すぐに見える場所の壁に貼っていました。緑の文字は現在書き込んだ注釈などです)

  なおしとふり返りの月曜日

日曜に受けたテストの直しや過去問の直しなど 
 なるべくこの日にやりきりたいけど、でけんかったら各科目の日などに入れる。
 正答率の低い問題はまだ深追いせず、帰ってから一緒に。
 時間をかけすぎず、かつポイントはしっかりやる。

  理科CORE 

その週のコア単元をかっちりやる。(コア単元オタク化は9月頃に終わりました)
過去問の宿題
 
 倉橋先生、原田メソッド(力学)、応用自在、裏技など、好きなことや足したいことをする。
特進の難問などなるべく複数の参考書で解けるようになっておくこと
得意なところは甲陽学院中の過去問などをやってみる

  思考の日  塾2.5h灘学習院通塾 主に図形に関する思考力を鍛える日

塾の宿題プリントの図形はこの日のうちに
図形NOTEの難問解き大会

  社会CORE 

社会過去問(調べ学習の宿題)→灘学習院の先生に教わったやり方で、解答を見る前に自分で調べて答え合わせをする→周りにある知識や全体像もさらう、という方法
地図作成 年表作成など
高校講座社会 Youtube動画

ウォーキングとランニング
気分転換の遊び(友達と遊んでいい)

  算数基礎CORE 主に図形や文章題に関する基礎力を鍛える日

単元別基礎原田メソッドのまとめ 
(10月中に平面コンプリートしたいかも。わかるところはがんがん飛ばしてください)
 あと、時計算、ダイヤグラム、場合の数
苦手っぽいところスタディサプリやきょうこ先生の動画

    総合演習の日 塾6.5h 灘学習院Nクラス特訓 

一週間分の国算理社を演習で総確認
一週間分の疑問や質問を先生にする 
わからなかったことを解決する

ウォーキングとランニング
気分転換の遊び

   やりたい勉強をやる日 

テストの具体的な作戦と練習
部分過去問(算数も)
リハーサル型過去問 
苦手克服 試してみたいこと 確かめときたい実験など
今週のふり返りと、次の一週間の作戦会議

毎日少しずつやる必要があった国語は
CORE日を設けず、毎日のルーティンに

長期戦で取り組んでいるような「毎日少しずつの継続が必要なこと」は
毎日のルーティンとしてそのままやる。(このリストを作成したのは10月のようです)

毎日のルーティンワーク

朝、学校に行く前    18分くらい 

計算(でる順)5問のみを間違えずに解く「本番を想定した集中の練習」
 工夫の仕方や解法の確認を夜必ずする
 全問正解なら次の日は休み
漢字(SAPIX漢字の要)0.5h
 日曜日に間違い箇所をクリアできたか確認する

夕飯後、一緒に考える時間  かあちゃんが帰ってから

算数の解法確認や不安なところの確認
算数の東大寺入試問題を過去問から選んで1日1問ずつゆっくり解く
 10分テスト、計算速解き工夫大会、補助線まつりなど
田代式国語特訓 0.5h〜1h(11月23日くらいまでに終える)
 終わっていない課題や直しがあればやる

塾勉と家勉をお互いに乗算で使い切る

そして、
かなり重要なポイントなのが、
塾と家との相乗効果を意識した設定にすること。

家庭学習で理解できなかった部分を塾で解決
        
塾でじっくりできなかった部分を家庭で解決

のように、それぞれの時間を100%フルに使い切る必要がある。
きっと加算ではなく乗算くらいの効果(相乗効果ってそんな意味か〜)を
狙いにいかなければならない。

熊蜂があの体の重さをもって、あの小さい羽で空を飛ぶくらいの奇跡を呼ぶのだ。
今日からは「これはいらんかったな…」は、無しなのだ。




ぽちっと応援してくださるとうれしいです(^o^)
  ↓

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村



人気ブログランキング