親が読む受験の本 おすすめその1
- 2021.03.17
- 親が読む本
膨大な情報量の中からいかに取捨選択するか
2018年3月17日
受験勉強が始まってから、
かなりたくさんのいわゆる「受験親本」読んだ。
どれもそれぞれに、なるほどなぁと
リスペクトする箇所や見習いたい箇所がある。
現在は膨大な情報量で溢れている。
その膨大な量の情報の中からいかに取捨選択するか。
それは、子どもとどれだけ遊んだか。
どれだけ真剣に観察してきたか、
どれだけの失敗や無駄なことをたくさんしてきたか、みたいなことに
必要な情報を嗅ぎ取る嗅覚のようなものが
働く気がして仕方がない。
とはいえ、こと受験に関しては、
残念ながら私は経験値が極端に低く、
その嗅覚が働いているのかどうかがわかりにくい。
受験は合格か不合格のどちらかに勝敗が決まり、
まあまあ良かった、みたいな結果はない。
しかも、期間は2年きっかりと
有限だ。
ある程度、効率よく進める必要があるだろう。
とにかく今は、情報が何もない状態すぎるので、
図書館で借り、古本屋で買い、時には新品を買い、
中学受験の親本を手当たり次第、読み漁っている。
教科書フライングチラ見のすすめ
そんな中で見つけた本で、
コロ助の今の克服テーマに関係の深そうな本を見つけた。
関西系の進学塾浜学園にいた州崎真弘先生という人の本、
たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!
―できる子は「机に向かう前」に何をしているか―
だ。
遅刻をしない、忘れ物をしない、道具の扱い方、物の整理の仕方。
コロ助がまさに今克服するべき事象についての
コンテンツが多く、むさぼり読んだ。
遠い過去に覚えたメモリを引き出しから出すことができず、
ヒントがないと莫大な量のブツがなかなか出てこず、
何とか自力で引き出しを整理する練習を…
という克服テーマを抱えていた私たち。
整理整頓、
ファイリング、
時間管理、
やっぱりこの辺のことがすべてに繋がっていて、
とても重要な事なのだと、
痛感し、再確認し、腑に落ちた。
そして、一番強く書かれていたことは、
準備の大切さについて、だった。
なるほどなぁ〜。準備。
準備か〜
おろそかにしてたかもしれん。
さっそく「シュミレーション時間割」という名前をつけ、
教科書をフライング読みしながら時間割をするようにした。
「明日どんなことやるんかな」
「うわ、面白そうやんこれ!」
「これちょっと意味不やから注意して聞いとかなあかんかもな」…
わいわいやる時間割、
楽しかった…
で、学校から帰って来て、
「フライングした授業どうやった?」と聞くと、
めちゃくちゃ集中できて、
授業がいつもより楽しかったとのこと。
で、大事なことも復習せんでもちゃんと吸収し、
覚えているようだ。
はぁ~、浜学園の先生すごいんやな~
この方法を試す時のポイントとして、
「予習せなあかんのやな」とは言わず、
「教科書フライングチラ見しよっか」
ちょっとズルしようぜみたいな言い方をするほうが
子どもはわくわくするよう(笑)
このフライングは時間割の時にできなくても、
授業を受ける前の5分目を通すだけでも、
十分に効果を発揮するそう。
準備の大切さな。
重要なんやな。
で、コロ助は、
復習より予習の方が向いてるってことも
新たな気付きやった。
この気付きはわりと大きな収穫かと思う。
他にも
●机のまわりの「不要なものを捨てる」と、やるべきことに集中できる
●買い物をするついでの「5分間暗算」で計算が得意になる
●親は「ただ一緒にそばにいる」安心感を与えよう
など、受験の有無に関係なく、
毎日の習慣と勉強を楽しく繋げるヒントになりそうなコンテンツが多かった。
大手塾進学塾には二人とも興味がなく、
縁もなさそうなんやけど、
やっぱりスペシャリストのノウハウはすごいな。
いろんなアイデアや技術は学ばせてもらおうと思う。
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