試験日当日に何が起ころうと動じない親でいるためには「備える」しかないのだ。

試験日当日に何が起ころうと動じない親でいるためには「備える」しかないのだ。

オロオロ、バタバタするなら子が寝てる間に(笑)
〜中学受験当日の持ち物リストと確認事項〜
【付録】各自の持ち物チェックリスト

2022年1月11日(修正を加えて2023年1月12日に再投稿しました)

関西の統一試験日も、
今週末に迫ってまいりました。

塾通いのお子さまは、
ぼちぼち塾での試験勉強の
最終日を迎え出す頃かと思います。

そのタイミングで
持ち物を少しずつ揃えたり
確認したりのパッキングを始める頃かもしれませんので、
持ち物リストを再確認してみました。

完全アウェーの場所でこどもが一人で戦うため
最後に親ができること。
試験日の持ち物についての入念な確認を

  1. 受験票
    紛失時の保険として、2部コピーをとっておき、
    1つは本人が、1つは保護者が持っておきましょう。
    すぐに取り出せるように小さなクリアファイルなどに入れ、
    受験票の裏にはがせる粘着剤を貼っておくと便利です。
    ※腕時計に関しての詳しい記事はこちらです
  2. 筆記具
    ●鉛筆
    5本ほど。丸より6角形や8角形の転がりにくい物を。
    ちょうどいい長さで書きやすい物を輪ゴムで束ねましょう。
    ほとんどの会場が、筆箱は机の上に置けません。
    ●消しゴム
    2つくらい。
    よく消えるお気に入りを。こちらも転がりにくい形状か念の為確認しましょう。
    ●鉛筆削り
    なくても大丈夫かと思いますが安心のために
    ●コンパス、分度器、直定規、三角定規など
    男子校は必要な学校が多いような気がします…が、学校によりかなり違いがあるので
    学校の募集要項をよく読み確認しましょう。
    コンビニ当日調達もできないため要注意です。
  3. 腕時計
    電池を変えておきましょう。
    念のためにもうひとつをかばんのポケットに入れておくのもいいかもしれません。
    ※腕時計に関しての詳しい記事はこちらです
  4. 直前に見直しする参考書など
    量が多くならないように、まとまったものがあればそれを。
    我が家の場合は、おかんがまとめていたお直しファイルや、
    先生が直してくれたものをまとめたファイルなどを持って行きました。
    当日は、知らない子たちが、大きな声であれは簡単やったな〜とか、
    あの問題の答えは〜、とかいろいろと騒がしくなるようで、
    やり終わった教科のモヤモヤや雑念をクリアにするためにも、
    これらのセレクトは精神的な安定を図るためにも結構重要かもしれません。
  5. お守り
    塾の先生が書いてくれたメッセージなども持っていきました。
    頑張った時のボロボロのノートなんかもお守りになりそうですよね。
  6. マスク
    落とした時のためにもう一つ予備を
    また、長丁場なので、試験会場ではつけ心地がいいものを選びましょう。
    「不織布を」と指定がある学校以外は肌にやさしい「呼吸の楽な物」でいいと思います。
    子どもにとっては長時間に渡る酸素不足のほうが感染に悪い気がするこの頃です…
    特に眼鏡の子にとってはマスク選びは時間をかけていいことのひとつかもしれません。
    □眼鏡が曇らないか
    □耳が痛くならないか
    □呼吸が楽にできるか
    □すぐにズレてこないか
    □かぶれないか
    (コロ助の受験はギリギリコロナが流行る前だったのですが、インフルエンザ予防のため、ずっと親子ともマスクをつけていましたが、親が不織布マスクかぶれで荒れてしまい、未だにその部分がシミになってる(TдT))
    剣道をするコロ助が一番気に入っている「呼吸が劇的に楽なマスク」はヨドバシカメラ(オンラインと店舗)で買えました。
    速攻で乾いてくれますので、一度洗って新品の匂いを落としておきましょう。
    なお、電車などでの移動中はウイルスを通さない頑丈なタイプのもののほうがいいかもしれません。
  7. 除菌ウエットティッシュ
    すぐに手洗い場にいけない場合もありそうです。
  8. カイロ
    子どもの場合は、かじかんだ手を温める用途が主になりそうなので、貼らないタイプがいいかもしれません。
  9. お弁当持参の場合はお弁当
    いつもより少ない目、胃にもたれない、食べやすい、好物を。
  10. お茶が入った水筒
    パッキンの付け忘れなどもいつも以上に確認しましょう。
    我が家では温冷どちらも持たせました。
    ※水筒に関しての詳しい記事はこちらです
  11. 上履き
    6年生はけっこう疲れています。
    前日に学校から持って帰るのを忘れる子が続出する模様です。
    できれば予備を一足買っておいてもいいかもしれません。
    脱いだ外靴を入れる場合もあるので(学校ごとに要確認)
    荷物の軽量化も兼ね、袋はビニール袋で
  12. 移動時の交通機関ICカード(PiTaPaやicocaなど)
    チャージ式の地域の方は多めにチャージしておきましょう。
  13. ラムネやチョコレートなどのおやつ
    ぶどう糖が頭の働きや集中にいいようですが、本人の好物が一番いいかと思います。
  14. 生理用品(女の子)
    緊張から、当日に初潮が始まったという話を何度か聞いたことがありました。
    女の子だけ、どんな苦難やねん…!と不憫に感じてしまいますが、
    ちょっとでもしんどくならないように、
    事前にナプキンの使い方を練習しておくといいかもしれません。
    かわいいナプキンなどをさらにかわいいポーチなんかに入れてあげましょう(*^^*)
  15. 眼鏡(普段使っている子)
    黒板の文字を見なければいけない可能性があります
  16. ハンカチ
    急遽コンビニで買っても、新品は水を吸ってくれないので難儀します。
    忘れたらウエットティッシュで代用してもいいのかもしれません。
  17. ティッシュ
    緊張で鼻血が出る可能性も。いつもより少し多めに持っておくのがいいでしょう。
  18. 常備薬
    緊張でお腹を下しやすい子は水なしで飲める整腸剤などを
    アレルギーなどがある場合はお医者さんとも相談し、早めに準備しましょう。
    乗り物酔いの場合ですが、酔止めの薬は効き目も長くぼんやりすることがあるのでオススメしません…
    酔がひどい場合は船酔い用のリストバンドなどでの対処がいいかもしれません(手首のツボはかなり効く!)
    空きっ腹で乗り物に乗ったり、電車で勉強などを頑張りすぎないように気をつけましょう。
  19. 学校の募集要項
  20. 椅子や机がガタついた時に、浮いた足に噛ませるためのダンボールの切れ端
    念の為、筆箱に入れていました。2日目には実際にガタ机に当たり、助かったようです(´∀`*)
    試験時における「気が散る案件」は一つでも潰しておきたいところです。

買い物サイトを探している時間がない方のために、リンクを貼っておくのでよかったら活用してくださいね。

子どもの前では「何があっても大丈夫」を演じきる!
ジタバタしないための保護者の持ち物についての確認事項

  • 携帯電話
    充電器やバッテリーの類もあるほうがいいかもしれません。
    経路案内は事前に調べて、ページを置いておくこと。
  • 財布
    現金も普段よりすこし多めに。
    子どもの保険証なども念の為入れておきましょう
  • 学校の募集要項の写し(原本は本人がもつ)
    緊急連絡先の学校の電話番号などは携帯のアドレスに入れておきましょう
  • 受験票の写し×2(1つは本人がもつ)
  • 次の日の試験対策セットや入金や手続きの予定段取り表
  • 防寒対策セット
    待合所が満員で周りに店もない時は極寒の中、長時間待つことになります。待合室自体も感染症対策で寒そう…
    親も疲労のピークに来ている時期なので、風邪をひかないためにも万全にしておきましょう。
    ひざ掛け、カイロ、手袋、マフラー、温かいお茶など
  • 雨雪対策セット
    突然の雨のために折りたたみ傘、自分用と子ども用の2本
    朝から降っていた場合、替えの靴下や靴を持っていき、試験前に履き替える
  • 予備のマスク
  • 除菌ウエットティッシュ
    すぐに手洗い場にいけない場合もありそうです。
  • お弁当がいる場合はお弁当
    子どもと同じメニューと量にし、次からの反省に活かそう
  • 上履きやスリッパ
    学校で借りれたとしても、防寒仕様の物を持っていったほうがいいかもしれません。

パッキングは必ず本人の手を通そう。
はじめましての道具は必ず使い方も確認しておくこと

  1. 本人がやる
    モノの準備は親がしても、最終的に「かばんに詰める」作業は子ども本人にやらせましょう。
    親が詰めてしまうと、口で説明していてもどこに何が入っているのか忘れます
    心を落ち着かせるためにも自分の手で入れるのがいいでしょう。
    その際は、パッキングを一緒に見てあげるほうがいいと思います。
  2. 使い方を練習しておく
    女の子の生理用品や、椅子机のガタつきなおしのダンボールなど、使ったことのないものは、必ず一緒に使い方を確認し、練習しておきましょう。模試の経験などが少な目の場合は、困ったことがあれば「手を上げて試験管に知らせる」練習も、できるといいですね。また、新しく購入した物は実際身につけたり、使ってみたりを試しておきましょう。
  3. 学校ごとにリスト表を作ること
    学校によって持ち物は変わります。特にたくさんの学校を受ける方は、試験に慣れてくる数校目に忘れ物をしがちなので、持ち物リストは学校の募集要項をよく読み、毎回作ることをおすすめします。
  4. 渡すタイミングを失う可能性があることに気をつける
    荷物のいくつかを途中まで親が持ってあげる場合は、当日の朝学校で手渡すタイミングに注意が必要です。
    コロ助の初日の試験の日も、「保護者の方はここまでですので〜」と、先生が子どもたちを誘導し、
    思ったより早い別れになって、渡しそびれたものががありました(TдT)
    はじめから本人の物は本人が持つと決めるか、さっと渡せるよう、当日に会場で渡すセットはひとまとめにすることをおすすめします。
  5. コンビニやATMの現地調達はないものとしておく
    なんでもコンビニで手に入る昨今ですが、当日はどこも大混雑な可能性が高く、説明会の時とは大きく状況が変わると思っておいていいかもしれません。
    また、コンパスや分度器、腕時計などコンビニ調達できないものも多く、注意が必要です。

持ち物の中身編をリストアップしてみましたが、
次回は、入れるリュックや服装などについての思い出しを書き出してみますね!

→服装に関してのくわしい記事はこちらです

みなさんがいつもどおりの力を発揮できる受験になりますように(´∀`*)

【付録】チェックリストをプリントアウトして使っていただけます。学校ごとに出力し、書き込んでください。
●持ち物チェックリスト6年生用  ●持ち物チェックリスト保護者用  




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