国語、ピンチ。あと143日

国語、ピンチ。あと143日

過去問の点数、37点。
国語の勉強ってどうやるんやったっけ…。

2019年8月30日

国語の参考書(攻略本)なるものをはじめて見て、面食らっている。
国語なんて感覚のもんやろ…
どこからどうやって勉強するんやろ。

本を読むのが好きで、
文才があると小学校の先生に褒められ、
保育園児のころから大人の新聞を読み、
灘学習院の天声人語で鍛えられた今は、
漢字や語句も私より詳しくなったいたコロ助。

国語は学校や塾での授業以外、
特に勉強しなくても大丈夫だと
完全に思っていた。

実際、
受験勉強をはじめてほとんど間もない5年生の頃は、
試した灘の過去問では6〜7割の点数が取れていた。
はずだった。

しかし、
先日試した東大寺の過去問では37点しか取れなかった。

この時期にやる過去問の点数は気にしても仕方がないし、
そもそもまだ過去問をやる時期でもないのかもしれん。

だけど、得意だった国語であるだけに、
原因究明の必要性を強く感じる。

塾ではどんな感じかコロ助に尋ねると、
「ほとんど講師の解説はなしで
ひたすら演習をやり続ける」
という様子を聞き、おどろいた。

最後まで答え合わせも解説もなく、で、
コロ助は結局
空白だらけの答案用紙をそのままずっと
なんとなくファイリングし
処分していただけだったようだ。

「教えない」というスタンスの塾を選んだので
それは仕方がないのかもしれない。
でも、
でもだ。
せめて答え合わせはしなあかんと思う。
(2022年の追記:ここは親のサポート不足だったかと思います→ 灘学習院は悪くないです)

国語なんか、こう聞かれたらああ答えるの打ち返しで、
答えはほとんど問題用紙に載ってる。のに。

「慣れ」じゃないのか。
解答をすぐに見て、
ああそうかと慣れていかんと演習の意味がないんとちゃうか。

そして中学受験の国語のテストは
何と言ってもまずは時間との戦いだろう。
大問2つを19分と21分に分けるのか、
18分なのか17分で終えないかんのか。

算数は最後まで答えがでないという
思考の時間があってもいいけど、
国語はちゃうやろ。

私は学生の頃、勉強という勉強をしてこなかったが、
国語のテストで悪い点数をとったことがなかった。
大人になってから受けた大検のテストでも、
11科目あるうちの唯一全く勉強しなかった国語だけがほぼ満点だった。
が、本もそんなに読んでいないし、
文才もなければ、
言葉に関する感受性も、
イン・アウトともに低い。

国語のテストなんて
「慣れ」と「テンポ」だけのもんのような気もする。
アホな私にできて、
かしこいコロ助に出来んわけがないのだ。

この時期に塾をやめる?

あぁ、今まで結構つらかったんかもな。
だって、「あ、そうか!」ってわかるの楽しいやん。
わからんことも楽しいけど、
そればっかりは子どもにはあまりにも過酷だ。

最後まで答えを出さず、
空白だらけの解答用紙で終えるやり方が身に染み込んでしまっているのか、
長い記述は考え込んでしまい、
結局タイムオーバーで空白。
というペースでなじんでしまっているようだ。
空白に慣れるのもマズい。

そして、このことをきっかけに我が家では、
塾をこのまま続けるべきだろうかという話がでている。

5年生からお世話になり、
「思考学習」で得たものは大きかったし、
算数の思考回路のベーシックは築いてもらったけど、
この先は、塾にいても1月20日の合格には間に合わないかもしれない。

最後まで答えの出ない宿題を毎週やり直し、
結局終えることができずにどんどん溜まっていく。
この時期には「思考学習」だけでは厳しいのかもしれない。

今は、最後まで答えを出す練習の必要性を感じる。

塾をやめて家庭学習に切り替えるべきか。

実は春に一度転塾を考え、
新しい塾に馴染まず、すぐに辞めたことがあった。
灘学に戻ってくるまでに一ヶ月ほどブランクができ、
100%家庭学習の期間があったが、
危機感もあったのか、その頃が一番伸びた。
(2022年の追記:たびたびですが、今になって分かるのはこのときの伸びは灘学習院での基礎があったからだと思います。ただ、オーダーメイドの家庭学習が起爆剤になったのでしょう)

家庭学習するっていっても、親は家にいない

しかし、家に私はいない。
仕事をやめるか。
最低限の入学金だけ担保してぎりぎり食いつなぐことができるのか。

今、私が仕事を辞め、
完全な家庭学習に切り替え、
春休みやGWの頃のテンションのまま最後まで突っ切れば、
ぎりぎり間に合うかもしれない。

あぁ、こんな時、
親がもうひとりいてくれたらな…

親が家に居れないことは、
コロ助が小さいときも大概辛かったけど、
これほど辛かったことはないかもしれない。

大手塾に通う友達や、
難関校を目指す子たちは
夏休み中ほとんど毎日10時間以上も
塾で授業を受ける。
異常な世界だ。

学費も異常だ。
大手塾の半分から三分の一といわれている灘学習院の費用でさえ、
6年生になってからはテストだ難関校クラスの追加だなんだで、
授業料はどんどん膨らみ、月に7~8万かかるようになり
実際のところ家計も限界に近づいている。

そんな世界で遅れてスタートしたコロ助がみんなに追いつくには、
どんなやり方をすれば追いつくのだろう。

公立中学がみんな東大寺学園みたいに
自由な校風になってくれたらいいのにな…
とか、後ろ向き…
ハっ!
後ろ向きになってるやん!

いかん。
考えろ。考えるのだ。

あと143日をどう使うのか。

通塾を半分に減らしてでも

2022年7月からの追記

暗い!
暗いこと考えてますね…(笑)
灘学習院の愚痴っぽい感じから、
だんだん中学受験そのものに対する愚痴っぽくなってるやん…
夏休みでみんな頑張ってるこの時期に、後ろ向きなコンテンツをすみません。
このあとに続く国語偏差値爆上げ大作戦シリーズを夏休み中には投稿したかったので、
そこに行き着くまでのあらすじとして、
あえてそのまま転記しました。

結局その後、
塾の先生とも話し合いをし、
家計的にも厳しかったこともあり、
通塾を半分くらいの日数に減らし、
あともう半分を家庭学習で最後まで行くことにしました。


灘学習院は受験のために急ぐ塾ではないのに、
我が家の計画が急がなければならなかったことで、
このような決断をしましたが、
この時の私たちの状況を受け入れてくださった灘学習院には本当に感謝しています。
ラスト半年くらいは家庭学習の比重を強めましたが、
最後まで塾にも通えたことで、
先生方には的確なアドバイスをいただき、
やはり、安心感は大きく、
モチベーションを上げてもらったり、励ましてもらったりと、
最後まで支えていただきました。

また、どこの塾であっても、
学校の勉強が得意なわけではないコロ助の学力から
1年半ほどの期間で東大寺学園にチャレンジすること自体、
集団塾では相当な無理があり、
家庭教師や家庭学習といった
完全なオーダーメイドの対策も足す必要があった
ということでしょう。

この記録をしてから、
作戦会議に1ヶ月ほどを要し、
具体的なトレーニングを開始させてから、
出来不出来のばらつきがなく出来るようになるまでには
2ヶ月以上かかりましたので、
何とか、間に合えば…と、祈りながら
日付より少し未来から、
続編も日付を端折って投稿しますね。
(理科の単元強化週間のシリーズも端折りながら並行しますが、カテゴリーやタグから目的の記事を見つけていただけると幸いです)

このシリーズも、当ブログで伝えたかったことの結構コアな部分でした。




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