灘中国語の過去問に泣きながら食べる昼ごはん

灘中国語の過去問に泣きながら食べる昼ごはん
2018年2月13日

コロ助の行きたい中学校が決まってから、
私の昼休みは灘中の入試問題を読むことが日課になり、
その入試問題に込められた思いみたいなものを強く感じて、
時折うるっとなる。
いや、うるっとどころか、うぉぉぉと泣いてしまう時もある。
泣きながら解く過去問、はじめて経験した…!

家に帰ってそのことを話すと、
コロ助も感動して泣いたと言ってた。
どんな学校か行ったこともないけど、算数のみでなく、
やっぱり素敵な学校なのだろう。

過去問題を何年も遡っていくと、
コロ助の尊敬する大人のひとり、
田中真知さんの著書、「美しいをさがす旅にでよう」からの問題を見つけた。

恥ずかしながら、まだ算数はほとんど私にも理解できないのだけれど、
国語と理科を見る限りでは、
取り上げる著書やその設問部分に
子どもたちへのとても大きなメッセージを感じる。
そして問われるのは、本質のようだ。

入試に社会の科目は入ってないけれど、
理科の中にも国語の中にも社会は入っていたり。

でも、これが子どもに理解できるかと問われれば、
きっと難しいだろう。

中卒の私が20数年前、大検の試験を受けた時、
理数系ばかりに時間をとられ、
試験日当日の数分しか勉強することができなかった国語のテストが、
間違えたのは漢字か何かの一問だけで、全国の順位で2位の判定が出た。
というささやかな記録をしつこく覚えていて(笑)、
自分で国語は得意だと思っていた。
でも、灘中の問題ではわりかし間違えた。

理科も思考力を問われまくり、
暗記で答えられる問題はほぼなさそうだ。

算数に至っては高校入試よりも難しそうだ。

習っていなくても三平方の定理なども、
何というか、原理っぽいものを理解していることが前提にあって、
感覚で反射的にわかるようにならなければ解けないような雰囲気だ。

どれだけ難しいかなんていう話を長々としても仕方がないけれど、全力でぶつかっていくだけの価値があるということだけは解った。

今、二人とも勉強が楽しい。

コロ助の勘だけはほんまに信じるに限るな。

逆流性食道炎がひどかったこともあり、
なかなか体調面が苦しく、
学費の工面のことを考えるのが今は正直苦しいのだけれど、
道は開けると思う。
月40万くらいの売り上げが見込めそうなら
独立した方がいい気もするけど、
そうなると、勉強を見てやれる時間は今よりも減るだろう。
時間を使わずになんとかお金を集める方法を考えなあかんということやな。

その間にも時間は刻々と過ぎてゆく。

ので、塾に入るまでにできることを少しずつ初めている。
面白そうな算数ドリルをはじめた。

関東系大手塾サピックスが出している
「きらめき算数脳」
まずは簡単な方が楽しいかなと思ったので、
3・4年生向きのにした。


これが、なかなか楽しそうで、
学校で学ぶ算数とはかなり使う脳みその部分が違いそうだ。

算数が楽しいということに気付いた彼は、
宿題を終わらせ私の帰りをわくわくしながら待ち、
「ドリル早よやろう!」と誘う。

大人がやっても楽しかった!


100マス計算の記録更新みたいな単純な計算の訓練も
楽しくなってきたようだ。

母ちゃんは母ちゃんで、
今目の前の仕事を一つづつ丁寧にやる。
必ず数字に反映させる広告を作る。

ほんで、気分転換やリラックスを月一でもできる環境に持っていって
とにかく、早く元気になりたい。
でないと、いいアイデアも出んしな。