正体不明の「ハイテク医療器」なるもの

正体不明の「ハイテク医療器」なるもの

2019年3月11日

7年ほどの付き合いだった繊維筋痛症との別れが来るのか

コロ助が5年生の年末年始、
二人ともインフルエンザにかかり、
それをきっかけに、
数年前から患っていた私の線維筋痛症が悪化し、
通勤電車から会社までの距離を歩くことすら厳しい状況になり、
どの薬を飲んでも効かないという困難な状況に陥った。

その時に見つけた怪しげな医院。
そこで診察をしてもらい、
治療を始めて一ヶ月半が経過した。
毎日通院することはできないので、
謎の「ハイテク医療機」なるものをレンタルしてもらい
毎晩の睡眠時間を治療の時間にしている。

一週間ほど身体のほてりと吐き気
(今までに服用していた大量の薬の残留物のようなものを排出しているような気がした)の後、
いろいろあった自律神経失調症の症状はすぐに消え、
自分の足の感覚も戻ってきた。

この病気とは気長に付き合っていくしかないと
半ばあきらめていたので、
自分の足の感覚が戻ってきたのは実に数年ぶりだった。
少しずつ運動ができるようになってきた。
薬は完全に断てている。
激痛で眠れない日も、
そのことから来る恐怖もなくなった。

そして、「眠れる」ということは、
最強の療法を手に入れたことになるので、
そこからも治癒が加速したのだろう。

ただ、
前もって聞き、ある程度は覚悟をしていたものの、
好転反応みたいなものが大きく出ていて、
正直言って、この作用はけっこう辛い。
まぁ、発作時の足の痛みに比べれば屁でもないねんけど。

その反応の現れ方は、例えるとすれば、
走馬灯の様とでもいうか、
今まで過去に傷んだ最近の病気や
すっかり記憶の中から消えていたような、
何十年前の懐かしい痛みが
驚くべきことに、ほとんど順番通りに
次々に現れては治るという現象が続いている。

ちなみに今は、
4年ほど前に苦しんだ過敏性大腸炎のシーンの再演中…(~_~;)
すべての薬を一旦断っていることもあって、
出勤時は念のためおむつのような大きいナプキンをしている。
走馬灯は律儀やな…
一つくらい飛ばしてくれてもいいのにな(笑)

幸いなことに「すたっふぃ」で治った喘息だけは再演されていない(これから出るのかもしれんが)ので
ステロイド服用に戻らずに済んでいる。
※わがやの万能治薬膳料理「すたっふぃ」についての過去記事はこちらから

「すたっふぃ」を始めてからは治った病状も多いけど、筋肉の痛みの発作はどうすることもならずで、薬の服用量はどんどん増えていった

とは言っても、
私は西洋医学に反対しているわけでは決してない。
否定しないどころか、大いに感謝してる。
幼少期から病気がちで、
入退院を繰り返していた私は
西洋の薬や治療にはたくさんお世話になってきた。
それらの技術に救われた場面が何度あったかわからない。

ただ、成人してからの医学との付き合い方には問題があったのだろう。
薬の力に頼り切って、
身体が発する声に耳を傾けようとせず、
休むことを蔑ろにしてきた身体の叫びが
今、形になってどうにもならんようになったということだろう。

母子家庭になってから、
爆走し続けすぎたのもあるしな。
まぁ、爆走しなければ死んでたかもしれないので、
生きてただけでラッキーなんやろうけど。

この機械の正体は依然として不明やけど

この「ハイテク医療器」なるもの。
正体は不明。
メーカー名も商品名も書いていないし、
販売もされていないようだ。
ググっても有力な情報にはかすりもせず、
お医者さんに聞いても
●中国人が作った
●その中国人の技師はすでに亡くなった
●数台しかない機械
という情報のみで、
しくみは教えてくれなかった。
(お医者さんがちょっと高圧的な感じで聞きにくい)
何なんだろうこの機械は…

怪しさ満載やな…と思いつつも
「ここで1回受けて、機械は借りずにもう帰ろう」と
治療院で試したところ、
数分で寝落ち(!)汗が吹き出した。
身体は熱くなっていないのに、
血(リンパかもしれん)が通い出した感じがすぐにわかった。
ヘルストロンは持っていたけど、
その感じともまた違うかった。
「これは…、あるかもしれないやつや…」

生きてることも、病むことも
あいまいで不確実なことなのかもしれない

コロ助と一緒に理科を勉強しだすようになってから知って、
驚いたことがある。
それは、

「この地球上の元素の総数は地球ができてから一度も変わっていない」

という事実。
作り出すことも減ることもない。
すべてリサイクルされている
らしい。
(これも倉橋先生の動画だったと思うのですが、それらしき動画を探し出すことができませんでした)

つまり、
恐竜の身体を構成していた原子が、
水素爆弾を構成していた水素の一部が、
死んでしまったあの人の炭素の一部が、
私の身体を構成している
(というかただの集まりに過ぎないんやけど)
という可能性。

それを思う時、
病気なんていうものは、
きっと電子の動きとかそんなちょっとしたことなんやろうと想像がつく。
こんな怪しげな機械で治るんかなと思いながら
ほんの数十日で、
かなりのところまで元の身体に戻りつつある。

お医者さんは一年以上かかるかもといっているが、
運動ができるようになってきているので、
もう少し早く治るだろう。

元々私は健脚で、
炎天下の工事現場で働き、
どこまでだって歩いて走ってたんやから。

その後の経過(2022年追記)

医療器のレンタル料をどうしても捻出することが出来ず、
また、予想してたよりずっと早く症状が消えたので、
約半年で治療を終えました。
お医者さんは、
「1年より早く治療を止めたらぶり返すと思う」
と言っていたが、
その予言(予測)どおり、
治療後半年ほどしてぶり返した(涙)

だけど、
症状がなくなっていてくれた時期は、
受験が終わるコロ助6年生の最後まで持ってくれた。
今思えば、本当に助かった。
助けてもらったのだと思う。




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