過去問の大海へ出るあなたへ

過去問の大海へ出るあなたへ

2019年10月18日 2022年10月18日

過去問の海でおぼれてしまわないように

9月の中頃から
塾の宿題としても少しずつ進めてる志望校の過去問。
9月や10月といった時期の過去問はまだ広い海に出るようなもの。
先日投稿した設置した過去問コーナーの棚には、
どうやって解き進めるかを書いた表を貼っておいた。

過去問コーナーの投稿はこちら→ 過去問ステーションを作る

社会過去問を解く手順(週1ペース)

  1. 時間を計ってまずは自力でチャレンジする(半分の時は時間半分でやってもいい)
  2. 点数を出してみる→過去問カレンダーに記入
  3. 調べ学習
  4. 灘学習院の先生に提出
  5. →返ってきてから解答を見る
    (解答は調べ学習でわからんかったら見てもいいし、いつ見てもいいよ。それも勉強になるからな)
  6. 穴抜け単元があれば高校講座やYoutube、スタディサプリなどで立体的に理解すること
  7. その後の定着練習は特進社会でやってもいい問題は複数の参考書で解くほうがいいから)

理科過去問を解く手順(週1ペース)

  1. 時間を計ってまずは自力でチャレンジする
  2. 点数を出してみる→過去問カレンダーに記入
  3. 解答と解説を見て腑に落ちる
  4. 解答用紙をノートに貼って、灘学習院の先生に提出(理解できんかったところがあれば質問する)
  5. 穴あき単元が見つかったら、倉橋先生の動画やスタディサプリなどで立体的に理解すること
  6. 物理の計算は原田メソッドで「コア単元」絞って集中してやったほうがいい(かごん塾の予定変更してでも)
  7. その後の定着練習は最高水準問題集でやってもいい(問題は複数の参考書で解くほうがいいから)

国語過去問を解く手順(週1ペース)

  1. 時間を計ってまずは自力でチャレンジする
    時間を計る際にいろいろなパターンを試してみる。
    例:

    21分+19分、20分20分、
    読みの時間をじっくり目と速読バージョン、
    配分を気にせず50分のみでやってみる
     など… 
    国語は時間との勝負になりそうなので自分のベストな作戦を探し出そう!
  2. 点数を出してみる→過去問カレンダーに記入
  3. 解答と解説を見て腑に落ちる
  4. 灘学習院の先生に提出(理解できんかったところがあれば質問する)

算数過去問を解く手順(毎日少しずつバラしてもいい)

  1. 時間を決めずにまずは自力でチャレンジする
  2. 解答と解説を見て腑に落ちる
  3. カワタ先生のサイトで類題をやり込む
  4. 単元別原田メソッドでひとつずつ足元を固めていく
  5. 初見の問題の取っ掛かりをイメージするトレーニングをする
この時の理科の点数は31点やったんやで…。その点数やのにこのテンションでセルフ突っ込みの直しコメント入れるコロ助のメンタル。尊敬以外ないわ。

ありえへん点数だったとしても

コロ助が解いた過去問は、
私の帰宅後一緒に丸付けをし、
対策を考えたり、練習したりした。

今の時期は、
始めた頃の過去問の点数に驚いて(だいたいみんな驚く)
志望校を変えようかな、
とか、そんな気持ちになる子もいるかもしれません。

コロ助の過去問の点数の記録はバラバラでしか残っていなかったのですが、
8月15日の記録にあったのが

算数 19点 
国語 37点 
理科 48点 
社会 54点
(東大寺学園2010年度)

志望校変更がよぎるような点数なのかもしれません。
(あるいはかなりあつかましい志望校設定)

ですが、志望校ありきの受験をしていた私たちには
その選択肢はありませんでした。

頭にあったのは、

今から、どの教科をどのくらい盛ってやろうか

ということのみでした(笑)

東大寺学園の配点は4教科各100点満点で、
どの教科が何点でも関係ない。
先生曰く、極端に「数学が全然苦手だけど社会が得意」みたいな子にも来てほしい
そうで、
合計点が合格点ならOKのようだ。

例えば、
コロ助が解いた、この年の合格最低点が合計268点で
現在取れている点数は158点。
あと、全教科で合計110点盛れば合格する。
4科に単純に分配したとしても、
1科目あたり、27.5点盛ればいい。

そこにどうやったら近付けるのか。
そのことだけに集中しよう。

偏差値はあくまでも参考値にしかすぎず、
過去問を解けるようにならなければならないことを知ってる。
だから、過去問の点数にはショックを受けて当たり前やと思う。

この海が果てしなく大きく見えたとしても、
少しずつでも向かうべき方向へ進み続ければ
いつかは目的地へたどり着く。

その航海は険しく、
直前になるまで、いや、試験日当日になるまで
日々訓練してきたことと、
志望校が問うていることの答え方とが
繋がらないかもしれない。

でも、どうか自分の感覚を信じてほしい。
苦しくてもその中に楽しみや光が見えるのか、
そうでないのか。




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