時間の管理能力。習慣は遺伝を越えるか
2018年3月14日
時間がない
通塾開始から一週間目の反省点を踏まえ、
今週はスケジュールを一緒に細かく設定した。
できるだけ本人だけに任せたい。
ただ、スケジュールを立てる時間そのもののスケジューリング(笑)も含め、
入塾前の習い事は、週1回の空手のみ、
ほぼほぼ毎日のんびり友達と遊んでいた彼にとって、
この時間をうまくやりくりしなければならない感覚は
早くも予想外だったろう。
火曜日の帰宅時間は夜の9時をまわる。
食べきれなかった塾弁を食べ、
「今日習ってきたことを母ちゃんに教えたるな」と
言ってくれているのはとても嬉しく、
彼の復習のためにもこれ以上ないいいことなのはわかっているけど、
「ごはん食べてからでいいよ」になり、
ごはんを食べながら、今日あったことを話したり、
明日の予定を話したり…
いつの間にか10時になってる。
友達からのメールに返事をしたりしてると、
気づくともう10時半。
お風呂にもまだ入っていない。
塾にいく前に学校の宿題をする時間はないので、
火曜日の宿題は翌朝する予定にしている。
ので、できれば10時には寝たい。
あかん。なんでこんなに時間がないのやろう。
8時間寝るのは贅沢なのか…?
いや、子どもの脳みそのためにはできれば9時間くらいキープしたい。
一緒の塾に同じ日から通いだした同級生の女の子は
一週間分のワークも早々と週半ばには仕上げているよう。
学校の宿題も、あの子ならいつもきっちりやっているだろう。
塾に通う子たちは、どうやって時間のやりくりをしているのだろう。
睡眠時間を削る以外に方法があるのなら見つけたい。
時間の整理と情報の整理
IQや偏差値のようなものを測るテストをやったことがないので、
彼が現在どのくらいの学力かはわからないけれど、
保育園のころに量子論や反物質に興味を持ち、
大人用の新聞に書いてあるおおよその漢字を読むことができ、
偏りがあるにはあるけれど、
かなり優れた記憶力の持ち主であり、
知識の量も膨大だ。
この一ヶ月間、彼の学習する様子を観察していて、
ある決定的なことに気づいた。
それは、
その膨大な量の知識を彼はうまく整理が出来ていなくて、
どの引き出しにどの知識が入っているのかわかっていない。
たくさんの引き出しを開けまくり引っ張り出すが、
学校の勉強に当てはめていくことが出来ない。
このもどかしさは、時間をうまく管理できない感覚ととってもよく似ている。
よく似ているのだ。
私の脳の癖にも。
わたしの幼少の頃の部屋の汚さを思い出した。
遊びに来た友達がドン引きし、注意をして帰るほどだった。
どうやってもきちんと片付けることができなかった。
やる意味もわからなかった。
大人になった今では克服したけれど、
時間の管理や、頭の中を整理することが、
どうしても、どうがんばっても、できなかった。
そう、それはきっと、持って帰ってきたプリントなんかを
ファイリングしていくことそのもの。
まずは塾のある生活に身体を慣らしていこう
勉強よりもそっちを優先にしようと目標を立ててはいたけど、
一ヶ月やそこらでそれができるようになるとは思わないほうがいい。
そして、
そこを制さなければ、
難関校合格はたぶん無理なんやろうという結論に行き着いた。
この3月はまずは塾に身体を慣らすこと、
整理整頓しながら慌てずに、
遅刻をしない、
計画を立てて、行動する。
勉強用の本棚は用意した。
ファイルも教科分用意した。
プリントは少しずつ自分で整理している。
あとは時間だな。
時間の管理。
きっと彼にとって大きな試練だろう。
楽しくやらんとな。
ただ、希望もある。
少しのヒントから、
一つ出始めると、理解はものすごく早い。
端っこだけでも引っ張りだせるようになったらいい。
本番は一人やもんな。
私たちの簡素な作りの船は
みんなから遅れて、
たった今、沖合に出たばかり。
長い旅がはじまるんやな。
ちびむすカレンダーさんより色々な表をダウンロードさせてもらい、
お世話になっていました。
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