5年生のうちにやっておきたいこと〈算数その1〉

5年生のうちにやっておきたいこと〈算数その1〉

2021年8月5日

子ども自身が望んだ場合においては、
家庭学習のみで、偏差値65以上の中学受験も可能だと思う


今日の話題はコアです。

わがや的には6年生の頃の話題なのですが、
先にやっておいたほうがいいので、
未来から投稿しています。

私たちは塾に行きましたが、

結論から先に言うと、

塾に行かなくても工夫次第では、
家庭学習のみで中学受験は可能であり、
本人が希望するなら、偏差値65以上の学校も可能だと思われます。


今もそう思っています。

偏差値65と言っても、中学受験における65は、
母数が「全児童」ではないので、かなり厳しい壁になります。
親が、とくべつ勉強が得意でない場合は、
5年生からの家庭学習だけで偏差値65の壁を突破しようとすると、
「この時間は無駄やったな…」という時間的なゆとりが、まず、ないかもしれません。
教材を慎重に厳選する必要があります。

全体の半分量くらいは、家庭学習だったので、
塾のみの家庭にくらべると、いろいろな教材を見たかもしれません。
子どもの好みや理解度によっても、向き不向きがあると思いますので、
一例として参考にしていただけると幸いです。

救世主あらわる!
原田式算数プリントで、芯からゆるがない強さを

このブログを立ち上げた理由のひとつに、
すばらしい先生たちに出会ったことを
みんなに伝えたかった。という大きな理由がありました。

その先生の一人に、原田式算数プリントの考案と、サイトの運営、家庭教師をされている
原田豊実先生がいます。

まだ、お会いしたことはないのですが、
親子ともに大好きな教材で、尊敬する先生です。

その先生が作っていたプリント、
我が家では「原田メソッド」と呼んでいました。


6年のはじめに、理科が好きなのにテストの結果には反映されていないことを不思議に思った時期がありました。

『下剋上受験』の桜井さんの話を参考にし、
てこオタ、浮力オタ、植物オタ、電力オタ、…みたいに各単元を、
一つずつ時期を決めて趣味にし、スペシャリストになるべく
自分たちを”オタク化”していく週間を作るという作戦を実行した時期があったのですが、
得意になりつつあった電流の単元のなかで、
複雑な合成抵抗の計算で苦戦していたところ、
このプリントに出会いました。

”オタク化”していく週間についての記事はこちら
    ↓
理科単元強化週間はじまる
理科単元強化週間2 音と光からやってみた
理科単元強化週間3 動く力のはたらき「ふりこ」
理科単元強化週間4 電気

出典:原田式算数プリント・理科プリント 豆電球5 – 合成抵抗2-電流を求める より



基本的な事項から順を追って、解き進めるうちに、
考え方のコツみたいなんがわかったようで、
あああ〜!と、うれしそうな声を上げ、
他の問題集もどんどん解き進めていってました。
得意だと思っていたことも、
根っこからの理解があやしい部分があったことも発見できたようです。
そのあいだ親は、紙に出力したのみで、
一緒に考えたり、ヒントを出したりといったことを何もしていません。

その後、合成抵抗の計算では、
理科が激ムズの甲陽学院の過去問を説いても大丈夫だったようなので、
基礎的なことから、応用までかなり広い範囲をカバーしてくれる
講座プリントかと思います。

誰か理科の得意な人が恐ろしく解りやすいプリントを作ってくれたんだな〜
ありがたいな〜、と思って、感謝し、
原田先生のサイトのホームにはたどり着かなかった…


己の情報収集力の無さを呪う…
もうちょっと早く出会いたかった!


月日は流れ、
東大寺の算数の過去問にやっと取り組めた6年生の2学期の終わり頃。


基礎っぽいことにはノータッチで、
ひらめきと思考のみで突き進んできた算数ではかなり難しいということに気付いた。

今までの思考学習からちょっと離れ、
基礎を確認し、積む必要性というか、
そういうものを順序よく整理し論理的に組み立てていく力がいるということに気付きました。
算数の基礎をいちからやり直す時間はない。
かといって、小手先の解法テクニックが通用する世界じゃない。

何とかすがれるワラを探すべく、模索するうち、
解りやすくまとめたプリントのサイトを見つけた。

なんか見たことある可愛らしいフォントと、
この誘導のされ方…
…あ!
あの合成抵抗でお世話になったプリントや〜〜〜〜!!!!


算数の単元…、あれも、これも、こんなにいっぱいあるんや…

そのサイトにはこうありました。

原田式 算数プリント・理科プリント】
塾のテキストや参考書では説明不足、問題量不足な単元、教えるのが難しい単元を中心に掲載していきます。大人が教えなくても無理なく解き方が身につくように工夫されていて、これらの単元を得意科目、得点源にすることが出来ます。塾の授業を受けるよりも、これらのプリントを1人で学習した方が力がつくことをお約束します。ダウンロードはすべて無料です。


原田式 算数プリント・理科プリントのサイトより


すべて無料?
この神メソッドが…!!!!!!!!!
ありがたや〜
ありがたや〜
(って、6年の秋頃に気付く…涙)

細かく分けられた単元ひとつに的を当て、
自分の手も大きく動かしながら、
根本的な”しくみ”を順を追って理解していけるように構成されていて、
印刷物のみで、ここまでクリアに根本から理解させる原田先生の「教えかた」に驚いた。
「解りやすい」とは言っても、「考えずに解らせる」というわけではなく、
小手先のテクニックのような物ではないので、
子どもたちが自分の頭をちゃんと使って説いていくことの妨げにはもちろんならなかった。
何というか、スポーツに例えると足腰から鍛えられるような、
”揺るがない強さ”みたいなものが身につくという感じでしょうか。

これはやるべきだ…今からでもやるべきだ…。
スタートが遅れた過去問をやりだした時期でもあったので、
量はできなかったけど、壁に単元一覧表を貼り、
やりたいプリントをとにかくやっていきました。


もっとはやく出会いたかった。   ← で…出会ってたやん。。。。(TдT)
と、自分の情報収集力の無さが悔やまれたのは言うまでもありません。

理科プリントの時は、どうやって検索して見つけたのか覚えてないけど、
合成抵抗のプリントだけがダイレクトに出てきたので、
ウェブサイトのホームへ行かずに通過してしまっていたのですね…

原田先生のサイト『中学受験生を持つパパ・ママ応援サイト 算数の教え方+受験のアドバイス』には、
受験生の親たちに向けたアドバイスなどもあり、
食い入るように読みました。
睡眠時間を死守したことは間違いじゃなかったんや、と、
うれしくなったり、勇気づけられたことがたくさんありました。

そして、原田先生が東大寺学園出身だったことも、
やっぱりすてきな人がいるんやと、
私たち親子にとっての希望にもなっていました。

出版社の人は知らんのかな…、先生が断ってるのかな…
このメソッドで、勉強が好きになる子たくさんいるやろうな〜

最後に声を大にしてまとめます。

5年生の間に、苦手単元だけでもいいので原田メソッドをやることをおすすめします。
6年生の夏頃にやり終えられたら、
算数に関しては、あとは志望校の過去問対策だけで何とかなるのではないかと思います。

もちろん、塾無しでもです。




ぽちっと応援してくださるとうれしいです(^o^)
  ↓

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村



人気ブログランキング