読んでよかったなと思った本、お世話になった本

読んでよかったなと思った本、お世話になった本

2022年12月15日

入試や大きな模試など、保護者のわたしたちは長時間「待つ」ことが増える時期になってきましたね…。スマホを見だすと余計な心配事が増えることもあるので、本はおすすめです!
受験期間中にお世話になった参考書は、以前紹介させていただきましたが(現在は冒頭の固定ページに移動)、親の私自身が読んでためになったと感じたり、お世話になった本をこちらに紹介します。
既読の物も多いかもしれませんが、待ち時間のおともに参考にしていただけると幸いです。

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東大・京大に合格する子どもの育て方

コロ助がお世話になった灘学習院のことについて投稿した記事でも少しご紹介した、学長の江藤先生が書いた本です。
入塾前の、保護者に向けての説明会で、思考学習の授業の進め方を親が体験するための江藤先生の授業を受けたのですが、その授業が何ていうか、むちゃくちゃ楽しかったんですよね。おそらく他の進学塾を経験されている方は面食らってしまうほど、簡単に解く方法とか、裏技伝授とか、そういう攻略法的な釣果は皆無な授業だったのですが、勉強ってこんなに楽しかったんか〜…!と、ある種のカルチャーショックを受けたことを今でも鮮明に思い出します。
本書にも自分で考えることの大切さや楽しさ、それらが事例などをあげ記されています。そして、思考学習は家庭でもできるとしめくくられています。(タイトルは出版社的な意向なんかな〜…ちょっともったいない)

この本が登場した関連記事はこちらです。

奇跡の教室 エチ先生と「銀の匙」の子どもたち

受験したいとコロ助が言い出した灘ってどんな学校だろうと調べていた時に出会った本です。国語の先生の話なのですが、この先生は「銀の匙」という一つの話を3年間かけて生徒のみんなと感じ、徹底的に味わうという授業を通して学校全体の学力を上げ、公立の滑り止め校だった灘を東大合格者全国一位の学校にするという話。
国語が全科目において重要な科目であること、学ぶことの本質…。大きな感銘を受けると同時に、このやり方はきっと私立だからできたのだろうな…という、今の教育現場を締め付けられている公立の先生の大変さ(やりにくさ)も感じてしまった一冊でした。

本当の学力をつける本 〜学校でできること家庭でできること〜

100マス計算を大きく広めた陰山英男さんの著書。生活習慣や食事など、多くの提案を参考にさせてもらいました。家庭の事情を職場に持ち込んで職場に不利益を被らせることは良くないので、職場を巻き込んで利益にしようと中学受験関連の企画を職場に出し、制作をしていたことがありました。その企画の関係で陰山さんの著書は全部読んだのですが、この本のバランスが自分にはよかったです。(企画はその後結局諸事情がありボツになりました)

この本が登場した過去の記事はこちらです。

たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!

こちらも、生活習慣の面でかなり参考になる項目が多かったです。
中学受験の勉強を初めたばかりの頃に読みました。具体的な工夫の提案がたくさんあり、学習習慣がついていなかった我が家にとって、大きな助けとなりました。

この本について書いた過去の記事はこちらです。

下剋上受験 〜両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!〜

テレビドラマにもなったベストセラー本です。今で言う漫画「2月の勝者」くらいのメジャー度でしょうか。ブックオフで大量に購入した受験関連本の中の1冊にあり、両親が中卒、娘が最難関…我が家の状況とかなり似てるのかな、と何となく読み始めたのですが、このお父さんがすばらしかった。馬渕教室に通っていたお子さんの間違いをマークしてあった大量のテキストを見て、自分の不甲斐なさを痛感するというくだりがあるのですが、まさに私はこの本を読んでハンマーで頭をかち割られ、目を覚まさせられた思いでした。子どものために親できることは、まだある。
今でもこの本を読むとかなり泣いてしまうので、電車で読むのはやめたほうがいい。
(涙腺がバグりだしたのはこの本のせいもあるかもしれん…)

この本が登場した過去の記事はこちらです。

桜井信一のわが子に教えたくなる中学受験 算数・国語

下剋上受験の著者桜井信一さんのブログに来た質問への答えなどから構成した、実践的な学習についての指南書。内容そのものも参考になることが多かったのですが、一緒に勉強をすることの大きさにも気づかせてもらった一冊でした。下剋上受験のドリルも合わせ、本当にお世話になったな〜

この本が登場した過去の記事はこちらです。

中学受験最短合格ノート

みんなの大好きな、きょうこ先生の本。こちらは書籍とノートの中間、書き込み式の本なのですが、いいこと1行日記など、精神的に随分支えていただきました。「書き出す」ことの効果の大きさを教わった教本でもあります。

この本について書いた過去の記事はこちらです。

中学受験 偏差値が届かなくても受かる子、充分でも落ちる子 必ず合格できる学び方と7つのルール

日能研の先生が書かれた本。灘学習院で特殊な学習法をしていたため、あまり実践的な学習法の本は参考にすることも少なかったのですが、ちょっとした習慣付けや、偏差値の考え方の心構えや意識など、教えて頂いたことも多かったです。日能研はいい塾なんだろうな…
後述でご紹介する「小6になって〜」の後編になるようですが、こちらを先に読んでしまいました。5年生のうちに読むほうがいいかもしれません。

中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方 7つのルール

前述でご紹介した「偏差値が〜」の前編がこちらです。こちらの方を後から読んだのですが、こちらも参考にさせてもらったことがありました。こちらも5年生のうちに読むほうがいいかもしれません。




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